母乳にも含まれる成分で、抗菌作用を持つといわれています。赤ちゃんは、抵抗力をほとんど持たずに生まれてきますが、母乳で育ている赤ちゃんは免疫力が高く風邪もひきにくいと言われています。これは母乳に含まれるラウリン酸が、免疫力を高めて細胞を強くするという働きがあると言われているからです。
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■ 抗菌
体内に侵入してくる病原菌を退治してくれるという『抗菌作用』がラウリン酸の大きな働きといわれています。 -
■ 体脂肪
ラウリン酸を多量に含む「中鎖脂肪酸」は、消化吸収が早いだけでなく肝臓に運ばれ素早く分解され、エネルギーとして使用されるため体脂肪になりにくいのも特徴といわれています。 -
■ 血液
中鎖脂肪酸の中でも「カプリル酸」と「カプリン酸」は、筋肉の大きさを変えずに脂肪の燃焼を促進し、不飽和オイルのように血小板に粘着しないので、血液を固めにくいといわれています。 -
■ モノラウリン
ラウリン酸は唾液に含まれている酵素と合わさることで、抗菌、抗ウイルス、抗真菌などの作用を持つモノラウリンに変化します。 -
■ ニキビ
ラウリン酸はニキビにも効果があるといわれています。 -
■ 抗炎症作用
痛みの原因となる炎症を抑える抗炎症作用も、ラウリン酸の大きな働きと言われています。